こんばんは
じんとうざんです。
秋が深まるにつれて
だんだんと寒くなってきましたね~
体を冷やすと、ええこと何もないので
温かい格好でお過ごしくださいまし。
さてと
今日のエアスキップは、またもやMyするめソングSPECIAL。
するめソングって??
聴けば聴くほど、曲が持つ味わい深さに気づくことができるような
趣の曲を表現した語。 あるいは、数回聴いただけでは良い曲とは思われず、
聴きこむことで初めて良さに気づくようなタイプの曲。
噛めば噛むほど味が出るスルメのような曲、といった意味合い。
じゃあ、どの曲が噛めば噛むほど、味が出るの?
なんですが、そんなもん
個人の主観なので、人それぞれ違うわけで・・・
するめ曲を認定することはできましぇん・・・
なので・・・
今日の特集は、あくまでMyするめ曲のご紹介なので
炎上しないでくださいまし(笑)
ということで、オープニングするめは
スティングするめでスタート!
Sting – They Dance Alone (Cueca Solo)
この曲には<Cueca Solo>というスペイン語の副題が付いています。
孤独のクエカ
クエカというのはチリの舞曲で
男女のペアがハンカチを振りながら踊るのだそうだ。
愛する人と共に踊るはずの曲を一人ぼっちで
踊らなくてはならない女たち・・・
1970年、チリでは自由選挙による社会主義政権が樹立した。
大統領のアジェンデは労働者たち、一般市民たちから支持され愛されたが
1973年に陸軍司令官ピノチェがクーデターを起こす。
反共主義・反社会主義を支援するアメリカ合衆国の後押しもあり
ピノチェが勝利するや、アジェンデ政権を支持した人々が虐殺され始めた。
連れ去られ、投獄され、拷問され、葬り去られる・・・
スティングがポリス時代にチリに訪れた際、見たものだった。
『消えた人々』の母親や妻達が
消えた愛する人の写真を
自分の服にピンで留めて
警察署の前で、目に見えないパートナーとフォークダンスを踊ります。
悲痛と抗議に満ちた驚くべき光景。
抑圧された時の抗議って、男性的な方法だと
車を燃やしたり石を投げたりするのですが
彼女たちは、ただ踊っているだけなので
警察は手も足もだせない。
結局、スティングがこの楽曲で云いたいのは
不当な仕打ちに対して
女性達の圧倒的な強さを表しています。
この世の中から
あらゆる人権問題が、解決して欲しいですね。
U2 – With Or Without You (Official Music Video)
U2の歌詞のほとんどが、ボノによって
書かれていますが、そのテーマは政治や宗教など
社会的なものが多いですね~
この曲も曲調から
そんな感じかなあと思いきや
そうではないみたいですね~
ボノが1986年にコート・ダジュールに訪れた際
書いたもので、ロックスターの生活と普通の家庭生活の板挟みになって悩んでいた
当時の心境を綴ったとのことでした。
なんでも決めつけはよくないですが
噛めば噛むほど味わいある楽曲ですね~
Foreigner – Waiting For A Girl Like You (Original Video)
するめソングって、確かこのガール・ライク・ユーから
使われたと思われます。
この曲はアルバム『4』(1981年)からの第2弾シングルで
ビルボードでNO.1にはなりませんでしたが
なあんと10週連続2位で、珍しい記録の楽曲。
それゆえに
聴けば聴くほど、味わいがでてくる例えとなり
するめソングといわれるようになったと思われます。
ちなみに、その10週間のNO.1ソングは
9週はオリビア・ニュートン・ジョンのフィジカル
1週はホール・アンド・オーツのアイ・キャント・ゴー・フォー・ザット
長い間、2位の座にいて、ようやく1位になれるかなあと思いきや
ホール・アンド・オーツに1位の座をかっさわれたのは
ちょっと悔しかったやろうね~
この曲のこばなしをもう一つ・・・
この曲のシンセサイザーは
まだ無名の頃のトーマス・ドルビー
『彼女はサイエンス』みたいなコミカルな感じのアーティストが
するめソングみたいな名曲で演奏って
意外な感じですね~
I Want to know what love is – Foreigner
フォリナー
もう1曲いきましょうね~
ガール・ライク・ユーはルー・グラムとミック・ジョーンズとの共作でしたが
こちらは、ミック・ジョーンズのみ(どうも印税の割合で折り合いがつかなかったようです)
フォリナーで最大のヒット曲となりました。
各国でNO.1ソングになりましたが
このフォリナーエッセンスが
噛めば噛むほど味のあるところが
たまらないですね~
Sam Smith – Stay With Me (Official Video)
この曲。
大ヒットしている時は、あまり好きではなかったです。
この頃の音楽シーンって
世紀末みたいでこの世の終わりのような暗い曲調が
流行りでした。
しかもデジタル臭が強い打ち込みサウンド。
アナログ世代の私にとっては、少し辛かったです。
でもそれが、
和田アキ子さんのカバーのステイ・ウィズ・ミーを聴いた時
呪縛からほどかれて
原曲サム・スミスを聴くようになりました~
これは、するめ曲というよりは
漬物曲というらしいです(笑)
(いったん寝かしておいてから、時間を置いてから聴くため)
ま、アッコさんに感謝ですね~
Tracy Chapman – Fast Car (Official Music Video)
今日のエアスキップは、するめソングSPECIALと題して
お届けさせて頂きましたが、いかがでしたでしょうか~
あくまでも、するめの概念は人それぞれなので
一概には云えませんが
この深秋に染み入る
するめソングをピックアップしてみました。
また、機会があれば
あなたのするめソングをぜひ教えてくださいまし。
ラストナンバーは
トレイシーチャップマンのするめソングで
お別れです。
いや~ 漬けもんかなあ・・・(笑)
お相手じんとうざんでした。
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1 thoughts on “【AirSkip20211124】MyするめソングSPECIAL”